集中力は脳の働き方で変わる。行動に起こす2つの方法とは
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「やらなければ、と思っても集中できない…。」

「努力家のように頑張れる自分になりたい…。」

と、悩んでいませんか?

 

私も学生のときに長期間にわたって悩んでいました。

大学生までまともに勉強をしたことがなく、課題があっても期限ぎりぎりに提出したり、期限を超えて出すことも多かったです...。

そして、大学4年生になって国家試験を控えて勉強するときも、集中できずに模試の点数がなかなか伸びなかった経験があります。

 

ですが、私が集中できないことに悩まなくなったのは以下の内容を学んだからです。

    1. 集中力は脳の働き方で変わる【行動に起こす方法】
    2. 損得勘定で集中力の使い道をえらぶ

 

本記事の内容をしっかりと押さえておけば、集中できないことに悩むことがなくなり、努力家のように頑張れるようになります。

結果的に、「やらなければ、と思っても集中できない」「努力家のように頑張れる自分になりたい」という悩みは、限りなく減らせることができます。

 

※集中力が続くようになる6つの方法に関しては、集中力が続く方法は、合格点を知ること。今すぐ手の抜き方を覚えようにまとめているので、合わせてご覧ください。

集中力は脳の働き方で変わる【行動に起こす方法】

ヴァンダービルト大学(アメリカ)の研究チームが行った実験によると、集中できる人と集中できない人では、脳の働きが異なることが分かっています。

実験では、25人の被験者に「簡単なタスク(利き手の人差し指で7秒間に30回ボタンを押す。成功したときの報酬は少額)」と「難しいタスク(利き手でないほうの小指で21秒間に100回ボタンを押す。成功したときの報酬は高額)」を選んでもらったうえで、タスク実行中に起こる脳の変化をモニタリングしました。
その結果、タスクを最後までやり遂げようとする人(=努力できる人)と、タスクを途中で諦めてしまう人(=努力できない人)のあいだで、脳の3つの部位に大きな違いが見られることが判明しました。

まずは、脳の報酬系の一部である「線条体」と「前頭前皮質腹内側部」。タスクを最後までやり遂げようとする「努力できる人」は、これらの部位が活発に動いていたのです。彼らの脳では、「これだけ頑張れば、これだけの報酬が得られる」という報酬予測の機能が働き、脳内で快感を得ることで努力の推進力を得ていました。

一方で、努力できない人は「島皮質」が活発に。島皮質が活発になると損得勘定がネガティブに働き、「頑張っても無駄ではないのか……?」「つらいからやめよう……」と行動にブレーキがかかるとのことです。

 

目の前のことに集中できるかそうでないかは、脳そのものに違いがあるのです。

脳内で感じる快感により行動に起こすのか、損得勘定で行動にブレーキをかけるのか。

 

しかし、たとえ行動にブレーキがかかって集中力を維持できなくとも、集中力を引き出して行動に起こす方法が2つあります。

  1. 脳をやる気にさせる手軽な記録
  2. 脳が喜ぶ具体的なご褒美を作る

 

脳をやる気にさせる手軽な記録

集中力のない人が行動に起こすポイントは、脳科学者の中野信子氏によると「努力をゲーム化する」ことにあります。

行動にブレーキを起こさせる島皮質は、飽きが来ると活発化するため、努力をゲーム化して飽きが来るまえに行動を続けることが必要です。

 

そして、ゲーム化を取り入れる方法として記録することが良いとのことです。

最も手軽で簡単な方法として中野氏が提案するのが「記録」すること。たとえば、勉強机に何時間向かっていたかを毎回計測して記録する、データ入力に何分かかったかを毎日計測して記録するなど。さらに、これらをデータに落とし込んでグラフ等で視覚化すれば、「先週より1時間多く勉強できた」「昨日より5分早くデータ入力が終わった」と。

 

確かに、視覚化させると達成感が得られて集中力が増すように感じます。

 

私自身、国家試験に向けた模試の点数を伸ばすために記録することを使っていました。

例えば過去問の正答数をみて成長度合いを確認したり、集中して勉強できる時間を計ったりなどです。

 

人は、ゲームのようにレベルアップを視覚化して確認することができないため、成長度合いがわかる記録は集中力アップに効果的です。

 

脳が喜ぶ具体的なご褒美を作る

もし、記録自体が面倒に感じるならば、勉強後や仕事後のご褒美を用意するのも効果的な方法です。

中野氏によれば、ご褒美は頭の中で映像化できるほど具体的であるのがいいとのこと。「今度の資格試験に合格したら最新のパソコンに買い替える」「TOEIC800点を獲得したら1週間海外旅行に出かける」など、努力した結果えられるご褒美を決めてみましょう。

 

つまり、ご褒美に意識を移すことで島皮質の活発化を止め、集中力を維持しやすくするということです。

 

私が国家試験に向けて勉強をしていたときは、勉強後に「好きなお菓子を食べてもいい」、「LINEの返事を返してもいい」というふうに細かくご褒美を決めていました。

ご褒美は、スマホを触る習慣をやめたり、今ある時間を有効に使ううえでも役立つため、集中力アップにも役立ちます。

 

損得勘定で集中力の使い道をえらぶ

「努力をゲーム化する」「ご褒美を用意する」は、いわば集中しやすくするためのものです。

しかし、島皮質が活性化して行動にストップをかけてしまう人は、冷静に損得勘定をできるため、効率重視で考えるのも1つの方法です。

 

実際に東大生の中には、1日の勉強時間が2時間程度で東大に合格した人もいます。

東大生の中には、1日の勉強時間が2時間程度で東大に合格したと語る人もいました。

曰く、「自分は2時間以上勉強なんて頑張りたくなかったから、その2時間でどれだけ効率的にやるかを考えた」とのこと。

このように効率的に努力して東大に合格したと語る人は多く、1日1時間の勉強で医学部に合格した人や、自分の好きな部活や趣味を継続しながらも効率的で無駄を排除した勉強で東大に合格した人もいました。

 

要するに努力を得意になるのではなく、努力を最小限で済む方法を考えるということです。

努力が最小限でいいならば、集中できる時間も少なくて済みます。

そして効率重視で集中する方向性を決めれば、努力が得意な人に勝つこともできるはずです。

 

ですから、集中するのが苦手な人は損得勘定を活用し、集中力の使い道を選んでから行動に移していきましょう。

 

まとめ

では、要点にまとめておきます。

 

  • 快感により行動に起こすのか、損得勘定で行動をしないのかが集中力の違い
  • 記録により努力をゲーム化することで、達成感が得られて集中力が上がる
  • ご褒美により島皮質の活発化を止めることで集中力が維持しやすくなる
  • 集中できない人は、損得勘定を活用して集中力の使い道を選ぼう

 

集中力はあったほうが結果に繋げやすいかもしれません。

ですが損得勘定を活用して、計画的に今ある時間を有効に使うことが大切です。

なぜなら、時間には限りがあるからです。

 

ですから、集中することが苦手なら、努力だけでなく思考を重ねて、計画的に時間を使っていきましょう

 

ちなみに計画の立て方については、メンタリストDaiGo著作の倒れない計画術を参考にすると良いですよ。

アマゾン評価も高く、私自身も読んだことで苦手な計画の立て方を克服できました。

個人的に、計画の立て方はこの1冊を読んでおけば充分かと感じています。

 

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