集中力と睡眠不足の関係とは?仕事が遅くなって良いことなし
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「集中力と睡眠不足の関係を知りたい」

「最近、仕事のスピードが落ちたように感じる」

このような疑問にお答えします。

 

本記事の内容

    1. 集中力と睡眠不足の関係とは
    2. 睡眠不足を解消する寝る前の3つの過ごし方とは

 

本記事の内容をしっかりと押さえておけば、集中力と睡眠不足の関係がわかり、合わせて集中力をアップして仕事の質を上げることができます。

結果的に集中力と睡眠不足の関係を知りたい最近、仕事のスピードが落ちたように感じるという悩みは、限りなく減らせることができます。

 

集中力と睡眠不足の関係とは

結論から言うと、睡眠不足になることで仕事の集中力が落ちます。

なおかつ記憶力が落ちて食欲が過剰になり、良いことがありません。

 

その集中力などが落ちる理由を下記5つに分けて順番に解説します。

  1. 酔っ払い状態と同じになって集中力を失う
  2. 脳が過剰反応することで集中力が落ちる
  3. 脳の勘違いにより食欲が過剰になる
  4. 脳そのものが死んで記憶力が落ちる
  5. 体の疲れが溜まって集中できない体になる

 

酔っ払い状態と同じになって集中力を失う

睡眠時間が6時間未満になると、ほろ酔いと同じくらいに頭の働きが落ちることが分かっています。

思考力や判断力、集中力を失い、集中力を回復する方法を使っても、体が前日の疲労を取り除くことで手一杯になります。

 

それが1日程度の睡眠の不足なら大丈夫ですが、睡眠不足が続いたほど疲れを取ることが困難になるため、長期的にみて集中力の低い状態がつづいて仕事の能率が下がります。

たとえ仕事が忙しくとも、最低でも7時間程度は眠って体を万全に整えるようにしましょう。

 

集中力が落ちる

  1. 脳がエネルギー不足だと感じて集中力を失う
  2. 脳が過剰反応することで集中できなくなる

集中できなくなる理由は上記2つ。

 

  • 脳がエネルギー不足だと感じて集中力を失う

睡眠不足のときは脳が勘違いして、エネルギー不足だと体に指示を出します。

その結果、頭や筋肉に栄養を補給するために高血糖の食べ物を欲するようになります。

 

日頃、仕事の集中力が維持できるのはエネルギーが補充されてるからです。

ですが仕事に集中していても、脳がエネルギー不足だと感じて胃を動かすため、食欲に気が散って集中力を奪います。

 

体にとって食欲は睡眠欲と同レベルで重要なため、仕事の集中力を維持するためにも睡眠不足を無くしておくことが大切です。

 

  • 脳が過剰反応することで集中できなくなる

睡眠不足は、食事が食べれない飢餓状態のように、脳が危機的状態だと感じます。

そのため、いつもより脳の働き(扁桃体/へんとうたい)を過敏にして、外部からのストレスに負けないように働き続けます。

 

一見、脳の働きが上がって良いように感じますが、全くの逆です。

扁桃体は、感情や記憶に関わるため、ストレス度を上げ、過去に記憶した苛々する事柄も思い出させます。

つまり、集中しようとしても、些細なことで苛々して注意散漫になるのです。

 

食欲が過剰になる

前述しましたが、睡眠不足は脳がエネルギー不足だと勘違いして食欲を過剰にします。

その理由が食欲を促すグレリンというホルモンを増やすからです。

 

グレリンは食べ物がお腹に入ってエネルギーが補給されたら止みます。

しかし睡眠不足の状態は寝ないかぎりは解消されないため、グレリンが多く出ることにより体が高カロリーの物を求め続けます。

つまりお菓子などの食べ物に手を出させて、カロリーを溜め込もうとするのです。

 

そうなると、食欲が邪魔して仕事の集中力が維持できなくなります。

それに過剰に食べたものは脂肪になって燃費を悪くするだけなので、睡眠を削らないよう注意しましょう。

 

記憶力が落ちる

  1. 睡眠不足が続くと、記憶力が悪くなることで仕事の能率が悪くなる
  2. 情報の出し入れが上手くできないことで集中力を浪費する

睡眠不足により起こる記憶力の低下の影響は、上記2つがあります。

 

  • 睡眠不足が続くと、記憶力が悪くなることで仕事の能率が悪くなる

睡眠不足で記憶力が落ちるのは、脳そのものが死んでいくからです。

睡眠不足になると脳は緊急事態だと感じ、日中に寝ないように血圧を上げるコルチゾールを強く出します。

そしてコルチゾールが増えすぎると、記憶に関わる海馬(かいば)を破壊します。

 

海馬は短期記憶に関わり、仕事などの伝達事項を一時的に覚えておくために必要です。

ですが、この海馬の働きが落ちると、「あれ?さっき何て言ってたっけ?」というかんじに、物忘れが酷くなります。

つまり睡眠不足で仕事をやっても、何一つ良いことはありません。

 

ですから仕事の効率を落とさないためにも、睡眠を充分に取るようにしましょう。

 

  • 情報の出し入れが上手くできないことで集中力を浪費する

睡眠は、体の疲労解消だけでなく、記憶の整理や定着に働きます。

イメージで言うと以下のようなかんじです。

 

  • 記憶の整理→情報を整理して本棚に入れておく
  • 記憶の定着→本棚に入った情報ごとに番号を振って管理

 

しかし睡眠時間が足りなくなると、本棚の整理が中途半端になって情報を上手く扱えません。

つまり、記憶した情報を活用できなくなるため、考えをまとめることに時間がかかり、集中力の無駄な浪費が起こります。

 

体の疲れが溜まって集中できない体になる

体は寝ることで回復できます。

その回復に働くのが成長ホルモンです。

 

成長ホルモンは寝てからすぐに分泌され、およそ2~3時間で分泌が終わります。

ですが睡眠の量が少ない、もしくは質が悪ければ、成長ホルモンの分泌が悪くなって疲れを取ることができません。

ですから、1日の体の疲労をリセットするためにも睡眠を削らないようにしましょう。

 

睡眠不足を解消する寝る前の3つの過ごし方とは

では、ここから睡眠不足を解消する方法を下記3つの順番で解説します。

  1. 寝るまえは間接照明にする
  2. 就寝前、5時間のカフェインを避ける
  3. スマホ,パソコンを避ける

 

寝るまえは間接照明にする

間接照明は体を起きている間の、興奮状態からリラックスさせるために必要です。

人の体は電気のスイッチのように瞬時に切ることができません。

そのため、間接照明を使って意図的に寝るための準備を整えていきましょう。

 

照明の強さは本の字が見える程度で構いません。

ですが睡眠の質を上げて疲労を取るなら、できる限り暗くすることをお勧めします。

暗くすることで脳の働きが落ちてしっかりと疲労が取れます。

 

私自身も、寝る30分前に間接照明にしていますが、以前よりも次の日の集中力が上がったのでお勧めの方法です。

 

就寝前、5時間のカフェインを避ける

カフェインの効果には覚醒作用と利尿作用があります。

そのため覚醒作用で眠りの質が落ちる。もしくはトイレに行きたくなり、目が覚めて睡眠が台無しになります。

 

睡眠にとって一番良いのは深く眠れて朝まで目が覚めないことです。

ですがカフェインは長い人で約6時間、短い人で約4時間、分解にかかります。

 

ですから睡眠の質を下げないためにも、せめて寝る前の5時間はカフェインを摂らないようにしましょう。

 

スマホ,パソコンを避ける

スマホ、パソコンが良くないのはブルーライトがあるからです。

眠りにつく前にブルーライトを浴びると、睡眠で一番大事な眠り始めがグダグダになります。

そして浅い睡眠が朝まで続いて、深い睡眠が取れないことで疲れが取れません。

 

その結果、仕事の集中力が続かなくなります。

 

集中力の維持に関わる、脳が回復するのは深い睡眠のときです。

ですから深い睡眠を取るためにも、寝るまえの1時間以内はスマホとパソコンを避けましょう。

 

まとめ

では、要点をまとめておきます。

  • 食欲は睡眠欲と同レベルで重要なもの。脳の勘違いを無くして集中力を上げよう
  • 睡眠不足が脳を破壊する。睡眠を削って時間を作っても物覚えが悪くなるだけ
  • 睡眠不足は高カロリーが好物。脂肪は燃費が悪く、集中力を維持できなくなる
  • 間接照明は寝るための準備、脳の働きを落として深く眠ろう
  • カフェインの効果は覚醒と利尿作用。カフェインの分解に4〜6時間かかる
  • ブルーライトは睡眠を浅くする。集中力を回復するなら深い睡眠が必須

 

集中して仕事をするには、睡眠不足はあってはならないもの。

集中力の低下だけでなく、記憶力の低下や肥満を呼ぶことにもなるため、充分に寝ることをお勧めします。

 

ただ時間を増やしても、集中力が落ちて1日全体のパフォーマンスが落ちたら意味がありません。

この記事で紹介したことを実践して、仕事の質を高めていきましょう。

 

 

 

 

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