
「仕事に集中できない」
「仕事をダラダラとやらずに時短したい」
このような疑問にお答えします。
本記事の内容
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- 集中力を維持できない時の見直しポイント4つ
本記事の内容をしっかりと押さえておけば、仕事に集中できなくなっている理由がわかり、集中力を1日中維持できるようになります。
結果的に「仕事に集中できない」「仕事をダラダラとやらずに時短したい」という悩みは、限りなく減らせることができます。
集中力を維持できない時の見直しポイント4つ
集中力を維持できない時に見直したいポイントは以下4つです。順番に解説します。
- 15時以降の昼寝
- 17時以降のカフェイン摂取
- 19時以降の激しい運動
- 就寝3時間以内の食事
15時以降の昼寝
昼ごはんの後は、1日のなかで眠気が起こりやすく集中力が切れやすい時間帯です。
そのときに昼寝を取ることも大事ですが、昼寝の時間にも注意が必要です。
なぜなら夜寝るまでの時間が短いと、眠気が少なくなって睡眠の質が下がるからです。
昼寝を15時以降に取ると以下2つのマイナス面があります。
- 睡眠圧が下がる
- 体温による疲労解消を妨げる
睡眠圧とは起きてる時間に合わせて眠気が強くなっていくもの。
つまり15時以降に昼寝をとると、深く眠れずに体の回復が不十分になります。
そして体温は眠るときに下がらないと、体が回復モードに入れないことから疲労解消が上手くいきません。
つまり15時以降に昼寝をとると、体温が活用できずに体の回復が不十分になるのです。
ですから特に昼間に、仕事に集中できないときは昼寝の時間を見直しましょう。
眠る時間を変えることで、1日を通して仕事がスムーズに進みます。
17時以降のカフェイン摂取
17時以降のカフェインは、体の疲れを増やして集中力が1日続かないようにします。
17時以降にカフェインを取っていけない理由は2つ。
- 血圧を上げる働きで眠りの質が落ちる
- カフェインの効果が得られなくなる
①は集中力を上げるために使えます。
ですが17時以降は、体のリズム上から体温が下がる時間のため、体がリラックスモードです。
つまりカフェインを摂ることで体温が下がらず、睡眠の質が落ちることから体の回復が上手くいきません。
②はカフェインにより睡眠の質が落ちた結果、必要なときに飲んでもカフェインの効果が薄くなるというもの。
つまりカフェインの効果が意味を成さず、飲んでも体の疲労だけが溜まります。
ですから、仕事の集中力を1日ずっと維持するのであれば、カフェインをここぞという時だけ使いましょう。
19時以降の激しい運動
17時以降は体のリズム上、血圧が下がって体温も下がる時間帯です。
そのため19時以降に激しい運動をすると、眠るまでに体温が下がらず、頭と体が疲労困憊になります。
そして以下のようなことが起こります。
- 夜に一瞬で眠れたけど疲れが取れない
- 寝付きが悪くて寝不足
ですから19時以降の激しい運動は要注意。
体を動かすなら軽い散歩などを取り入れましょう。
アクティブレストと言って、軽く動いたほうが体の凝りが取れて血行が良くなります。
その結果、疲労がしっかり解消されます。
集中力を維持して仕事を時短したいのであれば、19時以降の激しい運動を控えて、やるなら軽い散歩にしておきましょう。
就寝3時間以内の食事
食べ物の基本はエネルギーを蓄えて使うことです。
そして食べ物を蓄えるには、起きている時間に消化をしたほうが効率は良いです。
ですが、就寝3時間以内に飲食をすると消化が不十分になり、睡眠の質が落ちます。
食べ物をエネルギーに変える意味は、下記3つのイメージです。
- 朝食→昼まで体を動かすエネルギー
- 昼食→夜まで体を動かすエネルギー
- 夕食→朝まで体を動かす、寝るエネルギー
つまり就寝3時間以内に食べると、エネルギーを作り切るまえに寝ることになります。
そのため寝たと同時に
- エネルギーを作って蓄える
- 寝て、体や頭を回復する
この2つをやらないといけません。
つまり非効率になるため、体の疲れが取れないし寝起きは最悪。といった状態が起こります。
ですから仕事に集中できない場合は、就寝3時間以内に食べていないかを見直しましょう。
食事の時間に気をつけるだけで朝からの調子がすごく良くなります。
まとめ
集中力を維持できない時の見直しポイント4つについて紹介しました。
では、要点をまとめておきます。
- 15時以降の昼寝に注意。睡眠の質を下げないために昼寝の時間に気をつけよう
- 17時以降のカフェインは疲労を増やす。カフェインはここぞという時だけ使おう
- 19時以降の激しい運動は、頭と体を疲労困憊にする。やるなら軽く運動しよう
- 就寝3時間以内の食事は、睡眠の質を落とす。早く食べて調子を整えよう
仕事の集中力を維持できないのであれば、上記4つのようにルールを決めておきましょう。
人間の体はある程度、一定のリズムで動くことから、ルールを決めておけば集中しやすい体に整っていきます。
まずは1つずつで良いので実践してみてください。
できることが増えるごとに、集中力を維持しやすくなって仕事を時短できます。
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