集中力がないからミスが起こる?注意ではなく自分の観察から始めよう
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「気をつけているのにミスをする…。」

「仕事のミスを無くして自信を持ちたい…。」

このような疑問にお答えします。

 

本記事の内容

    1. 自己モニタリングで原因を探る
    2. ミスが多い人の共通点はメタ認知能力の低さ
    3. 業務管理表がミスと集中力の改善ポイント

 

本記事の内容をしっかりと押さえておけば、仕事のミスを無くして自分に自信を持てるようになります。

結果的に、「気をつけているのにミスをする」「仕事のミスを無くして自信を持ちたい」という悩みは、限りなく減らせることができます。

 

※集中力の上げ方に関して
集中力の上げ方に関しては、『10分の行動で集中力を上げる3つの行動習慣』で解説しているので、あわせてご覧ください。

自己モニタリングで原因を探る

STUDY HACKERの記事で、ミスを減らすために自己モニタリングが効果的だと紹介されています。

自己モニタリングとは自分を観察することです。

仕事でミスをした場合、注意したり集中力を意識しても大半は解決できません。

 

まずは自分を観察し、ミスの原因を探ることが必要です。

 

以下は、STUDY HACKERの記事で紹介されている、自己モニタリングについての内容です。

フロリダ州立大学心理学部教授のアンダース・エリクソン氏をはじめとする研究者らは、モニタリングを「気づきの一形態」と考えているとのこと。

結果を記録するためには、どういう状況で何が起きたのか気づかざるを得ないからです。

そうしたことからボーザー氏は、自己モニタリングのメリットは「自分のパフォーマンスへの意識が高まること」だと提言しています。

 

自己モニタリングのメリットは自分のパフォーマンスへの意識が高まること。

つまり集中力があるかどうかを知ることができます。

 

なおかつ自分を観察することで、ミスが起こった原因が集中力なのか、能力に問題があるのかなどが理解できます。

 

ミスが多い人の共通点はメタ認知能力の低さ

自己モニタリングは、メタ認知のなかで重要な要素の1つと言われています。

メタ認知とは、自分の認知(知覚、記憶、学習、言語、思考など)を、より高い視点(メタ)から認知するということです。

つまり、自分を客観的に見ていくということになります。

 

そして、人為的ミス対策研修の講師を務める中村恒徳氏によると、ミスが多い人の共通点にメタ認知能力の低さが挙げられています。

ANAビジネスソリューションで「ヒューマンエラー(人為的ミス)対策研修」の講師を務める中村恒徳氏は、「ミスが多い人の共通点はメタ認知能力の低さ」といわれることについて述べ、自分自身をよく観察するクセをつければ、メタ認知能力は高まると説きます。

 

つまり仕事のミスを無くすには、注意するよりも自分を観察してミスをする癖を把握する必要があります。

ですから、気をつけるよりも自分の状況を把握し、ミスのパターンを探っていきましょう。

 

では、次に仕事のミスを防いでいく方法を解説します。

 

業務管理表がミスと集中力の改善ポイント

ワークデザイン研究所の太期 健三郎だいご けんざぶろう 氏が、仕事のミスを減らすためのツールとして業務管理表を紹介しています。

業務ミス管理表の運用は極めてシンプルです。ミスが発生する度にシートに記録する、ただそれだけです。
管理表に記入する項目は、(1)発生日、(2)ミスの内容、(3)発生原因、(4)担当者、(5)再発防止策、(6)記載者、(7)確認者の7項目です。

 

STUDY HACKERの記事では、自分だけが使う業務ミス管理表なら、以下の内容(自己管理表)で十分だと挙げています。

  1. 発生日
  2. ミスの内容
  3. 発生原因
  4. 再発防止策

書くことが非常にシンプルなため、時間を取られることなく自己観察ができます。

そして仕事を重ねるごとに、自分がしやすいミスの法則性が分かってミスを減らせます。

 

また、集中力の有無がミスに関わっているなら、上記の内容に追加で、以下の内容を考えてみてください。

  1. 集中できなかった状況
  2. 集中できなかった原因
  3. 再発防止策

 

集中力の有無は、大半が睡眠・運動・食事の3つのどれかに当てはまります。

ですからミスが集中力に関係しているなら、この3つを改善していきましょう。

 

ミスは何が原因かが分かれば、必ず解決できます。

ミスがあるなら「自己観察→自己管理表→集中力の有無を探る」の順番に取り組んでいきましょう。

 

まとめ

では、要点をまとめておきます。

 

  • 自分を観察することでミスが原因か、集中力が原因なのかが分かる
  • 自分を客観的に見ることでミスをする癖を把握できる
  • 自己管理表でミスの改善、集中力の改善を行っていく

 

自己管理表を使えば、実際に起こっている仕事のミスをすぐに改善できます。

ですが集中力は目に見えないため、どうしても感覚的なものになって改善が難しいです。

ですから、ミスに集中力が関わっている時は、自己管理表で何が原因かを視覚化して改善していきましょう。

 

そうすれば仕事のミスがなくなり、集中力の無さも改善できます。

 

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