やるべきことに集中するコツは、自分について知ること。
DariuszSankowski / Pixabay

「悪習慣から抜け出せない…。」

「やるべきことに集中できない…。」

このような疑問にお答えします。

 

本記事の内容

    1. 脳は否定形の言葉を認識できない
    2. 悪習慣を良習慣に少しずつ変えていく
    3. 求めていることを知ることが集中力を上げる(※タイトルの内容)

 

今回は、悪習慣を良習慣に変える、やるべきことに集中するコツについて紹介します。

本記事の内容である3つをしっかりと押さえておけば、やるべきことに集中できる力が身につき、良習慣を増やしていけるはずです。

結果的に、「悪習慣から抜け出せない」「やるべきことに集中できない」という悩みは、限りなく減らせることができます。

 

今回の記事は、

  • 悪習慣をなくして、やるべきことに集中したい
  • やるべきことをやり遂げる集中力がほしい

上記のような人には特に読んで欲しい内容です。

では、これから解決策となる3つのことを説明していきます。

 

※集中力の上げ方に関して
集中力の上げ方に関しては、『集中力がない理由は、自分を観察する客観性が抜けているから。』で解説しているので、あわせてご覧ください。

脳は否定形の言葉を認識できない

悪習慣をなくして、やるべきこと(良習慣)を増やしていくときに注意したいのが、「〇〇をやってはいけない」「〇〇を気をつけないと」のような否定形の言葉です。

人の頭は、否定形の言葉であっても肯定形の言葉であっても、「〇〇」の部分を頼りに記憶をたぐり寄せます。

 

例えば、「チョコレートを食べてはいけない」や「チョコレートを食べてもよい」と聞いても、どちらにしても頭にチョコレートが浮かぶはずです。

そして、言葉が否定されても肯定されても頭に一度浮かぶ(アウトプットする)ため、強く記憶に残ってやめられないようになります。

 

ですから、否定形の言葉を肯定形の言葉にして、実際にやるべきこと(やりたいこと)に言い換える必要があります。

  • 「チョコレートを食べてはいけない」→『フルーツを食べよう』
  • 「タバコを吸ってはいけない」→『筋トレを10分間しよう』
  • 「YouTubeを見てはいけない」→『読書を10分間しよう』
  • 「スマホを触ってはいけない」→『夜の1時間のみ自由に使おう』

 

やるべきこと、やりたいことは、自身がやりたいことの数だけ考えられます。

そのため、「肯定形の言葉になっているのか?」「やるべきこと(やりたいこと)に置き換えているのか?」の2つに気をつけて否定形の言葉をなくしていきましょう。

 

肯定形の言葉を使うようにすれば、プラスの言葉が頭に記憶されて前向きに行動を起こせるようになり、やるべきことに集中しやすくなります。

 

悪習慣を良習慣に少しずつ変えていく

否定形の言葉を肯定形の言葉にして、実際にやるべきことに言い換える考え方は、悪習慣を良習慣に変えていくうえで必須となります。

なぜなら、悪習慣が記憶として頭に残っている限り、生活リズムの一つとして"ある行動を行ったときに必ず悪習慣を行うようになるから"です。

 

仕事から帰ってきてテレビを見たり、YouTubeを毎日のように見てしまうのも「仕事から帰る→YouTubeを見る」が悪習慣として記憶に根付いているからです。

ですから、先ほど挙げた肯定的でやるべきことを言う、という代替の行動(良習慣になるもの)を増やしていくことが大切になります。

 

もう一度挙げておくと...

  • 「チョコレートを食べてはいけない」→『フルーツを食べよう』
  • 「タバコを吸ってはいけない」→『筋トレを10分間しよう』
  • 「YouTubeを見てはいけない」→『読書を10分間しよう』
  • 「スマホを触ってはいけない」→『夜の1時間のみ自由に使おう』

 

続けるコツは、悪習慣が10割ある場合、良習慣を1割や2割の割合ですこしずつ増やしていくことです。

悪習慣と言っても、仕事の息抜きとして行っている可能性もあるため、息抜きを減らしてやるべきことを少し増やすイメージです。

悪習慣を少しずつ良習慣に切り替えていけば、良い習慣に集中して取り組むことができるはずです。

 

求めていることを知ることが集中力を上げる

さらに良習慣を増やしていくうえで欠かせない考え方があります。

それが、STUDY HACKERの記事で紹介されている目標実現のスペシャリストである、メンタルコーチの大平信孝氏の以下の考え方です。

やめたいと思っている習慣によって自分が何を求めているのか、何を満たしているのかというところにフォーカスして代替物を考えてみましょう。そうすれば、ただ悪いことだからやめようとするより、驚くほど楽にやめることができるはずです。

 

やめたいと思っている習慣、つまり悪習慣によって"自分が何を求めているのか"、"何を満たしているのか"を考えるということです。

 

例えば、悪習慣に求めていることを考えてみると...

  • チョコレートを食べたい人は、ストレスの緩和、リラックスを求めている
  • タバコを吸いたい人は、疲れたときの一息つくことを求めている
  • YouTubeを見たい人は、仕事に緊張感があることから、リラックスを求めている
  • スマホを触りたい人は、誰かとの連絡で話を聞いてもらうことを求めている

 

そして、代替する良習慣に置き換えてみると...

  • チョコレートを食べる→深呼吸に置き換えてみる、温かいココアを飲む
  • タバコを吸う→深呼吸をする、外を散歩する、好きな飲み物をのむ
  • YouTubeを見る→簡単な運動をする、ゆったりとお風呂に浸かる
  • スマホを触る→休みの日に息抜きをして、それ以外はやるべきことをする

 

例に挙げた一部のものは、私自身が良習慣のみで生活するときに試したことでもありますし、今も実践しているものでもあります。

 

大事な内容なのでもう一度挙げますが、"自分が何を求めているのか"、"何を満たしているのか"を知れば、悪習慣をあっさりと良習慣に変えることができるはずです。

少し考えてみないといけませんが、置き換えるものを見つければ、良習慣を行う集中力もアップします。

あとは少しずつ行い、慣らしていくことです。

 

まとめ

では、要点をまとめておきます。

 

  • 否定形の言葉を使うと、記憶に残って悪習慣をやめられなくなる
  • 「肯定形の言葉なのか」「やるべきことに置き換えているのか」を意識する
  • 悪習慣の代わりに、良習慣を生活リズムとして根付かせていく
  • 良習慣を続けるコツは、良習慣を1割や2割と少しずつ増やしていくこと
  • 悪習慣によって”自分が何を求めているのか”、”何を満たしているのか”を考える
  • 習慣に求めるもの、満たすものを知ることで良習慣を行う集中力がアップする

 

生活の何気ない一言で、悪習慣から抜け出せない落とし穴にはまります。

そのため、否定的な言葉を使わずに肯定的な言葉に置き換えていくことが大切です。

そして、肯定的な言葉を使っていくことで、自然と良い方向に思考や体が動くなるようになるため、根気強く肯定的な言葉を使っていきましょう。

 

悪習慣から抜け出せるのか、やるべきことに集中できるのかは、生活のなかで使う"言葉"にあります。

 

※集中力の上げ方に関して
集中力の上げ方に関しては、『10分の行動で集中力を上げる3つの行動習慣』で解説しているので、あわせてご覧ください。
おすすめの記事