
「歩行瞑想がどんなものかを知りたい」
「仕事に活用できるなら、あわせて効果とやり方も知っておきたい」
このような疑問にお答えします。
本記事の内容
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- 歩行瞑想とは【マインドフルネスとの違いも解説】
- 歩行瞑想の効果は集中力を鍛えられること
- 歩行瞑想のやり方を7つの手順で解説
本記事の内容をしっかりと押さえておけば、歩行瞑想がどんなものか、そしてやり方や効果についても理解できます。
結果的に、「歩行瞑想がどんなものかを知りたい」「仕事に活用できるなら、あわせて効果とやり方も知っておきたい」という悩みは、限りなく減らせることができます。
では、解説していきます。
※集中力を鍛える瞑想にはトランプ瞑想という方法もあるため、『トランプ瞑想を1日5分やるだけでも、集中力を鍛えられる。』もあわせてご覧ください。
Contents
歩行瞑想とは【マインドフルネスとの違いも解説】
- 歩行瞑想とは
- マインドフルネス瞑想とは
- 歩行瞑想とマインドフルネス瞑想の違いとは
上記3つに分けて解説します。
歩行瞑想とは
歩行瞑想は、足に意識を集中する瞑想です。
よく挙げられるマインドフルネス瞑想と違い、集中力を上げる効果が高いのが特徴です。
【歩行瞑想の特徴】
- 意識を足に交互に向ける
- 呼吸は通常通りに行う
- 3分、5分、10分など状況に合わせて行う
- マインドフルネス瞑想より集中力を上げる効果が上
- 場所を選ぶ必要がある
歩行瞑想は慣れが必要ですが、慣れてしまえば簡単にできるためマインドフルネス瞑想よりもお勧めです。
マインドフルネス瞑想とは
マインドフルネス瞑想は、呼吸に意識を向ける瞑想です。
特徴は以下のものです。
【マインドフルネス瞑想の特徴】
- 意識を呼吸に向ける
- 目をつむって行う
- 息を吸うよりも吐くほうを長めにする
- 3分、5分、10分など状況に合わせて行う
- 場所を選ばずにできる
マインドフルネス瞑想は、慣れないと長く行うのが難しいです。
ですが、場所に関係なく行えるので使い勝手が良いです。
マインドフルネス瞑想のやり方や効果については、集中力を鍛える瞑想【マインドフルネス瞑想の効果〜方法を解説】で解説しているので、あわせてご覧ください。
歩行瞑想とマインドフルネス瞑想の違いとは
歩行瞑想とマインドフルネス瞑想で大きく違うのは、「呼吸に意識を向けるのか」、「足に意識を向けるのか」です。
そして、歩行瞑想のほうが集中力を上げる効果が高いところ。
人によっては、マインドフルネス瞑想をやっても効果が分かりにくいこともあるため、試してみて自分の使いやすいほうを選ぶようにしましょう。
歩行瞑想の効果は集中力を鍛えられること
前述しましたが、歩行瞑想はマインドフルネス瞑想よりも集中力を上げる効果が高いです。
なぜなら歩行瞑想のほうが、意識を向ける対象を切り替える回数が多いからです。
瞑想で大切なのは、"注意が他のものに逸れないようにするのではなく、注意が他に逸れても戻すことができること"です。
つまり、呼吸にずっと意識を向け続けるマインドフルネス瞑想より、交互に足に意識を向ける歩行瞑想のほうが集中力を上げる効果が高くなります。
歩行瞑想のやり方を7つの手順で解説
歩行瞑想は、前述したように足に意識を集中させるだけです。
では、歩行瞑想のやり方を7つの手順で見ていきましょう。
- 呼吸はいつも通り
- 両足の裏の感覚に意識を集中
- ゆっくりと慎重に歩き始める
- 右足が地面から離れる感覚に集中
- 右足が前に出る感覚に集中
- 右足が地面に向かって下がる感覚に集中
- 右足が踵から地面につく感覚に集中
※両足共、足の動きに意識を全て集中する。
初めはスムーズに実践するのが難しいため、慣れるまでは足の裏に集中してゆっくり行うようにしましょう。
歩行瞑想の時間は、約10分〜20分。
マインドフルネス瞑想のように状況に応じて時間を変えても構いません。
ただ、時間が短くても良いので毎日続けていくことが大切です。
毎日実践するうちに集中力が上がって、仕事の生産性が上がっていきます。
まとめ
では、要点をまとめておきます。
- 歩行瞑想は、足に意識を向ける瞑想
- マインドフルネス瞑想は、呼吸に意識を向ける瞑想
- 歩行瞑想とマインドフルネス瞑想の違いは意識を向けるのと集中力を上げる効果
- 歩行瞑想は、意識を向ける対象を切り替えることから集中力を上げる効果が高い
- 歩行瞑想はスムーズに実践するのが難しいため、慣れるまではゆっくりと行う
マインドフルネス瞑想より歩行瞑想の方がやりやすく、より集中力を上げる効果は高いです。
ですが、大切なのは短くても良いから少しずつ続けること。
まずは1分から続けることを意識し、少しずつ集中力を上げて仕事の質を上げていきましょう。