
「集中力や頭脳労働と体力が関係あるのかを知りたい」
「仕事をする体力・集中力を身につけたい」
このような疑問にお答えします。
この記事では「体力=持久力=集中力が続く」という考えのもと、下記の内容に沿って解説します。
本記事の内容
-
- 集中力・頭脳労働・体力の関係とは
- 集中力と体力を身につけるなら遅筋が必要
- 運動不足の場合は短時間の運動から始める
- 週2~3の散歩習慣のある人は筋トレをする
- 週2~3の筋トレ習慣のある人は散歩をする
- 時間がない人は筋トレから始める
本記事の内容をしっかりと押さえておけば、集中力と体力の関係や、無駄なく体力と集中力を身につける方法を理解できます。
結果的に、「集中力や頭脳労働と体力が関係あるのかを知りたい」「仕事をする体力・集中力を身につけたい」という悩みは、限りなく減らせることができます。
Contents
集中力・頭脳労働・体力の関係とは
3つの言葉の意味をまとめると以下のようになります。
- 集中力とは1つの物事に意識を向けること
- 頭脳労働とは身体面・精神面・神経面を使うこと
- 体力とは筋力・心肺能力などのこと
集中力とは1つの物事に意識を向けること
集中力は頭脳労働とイコール関係になりますし、肉体労働ともイコール関係になります。
頭脳労働→パソコンなどに意識を集中、思考や判断に意識を集中など
肉体労働→荷物を運ぶときに落とさないように、バランスや力の入れ具合の調整など
頭脳労働とは身体面・精神面・神経面を使うこと
頭脳労働には次の3つが関わっています。
- 身体面→背筋を伸ばして椅子に座る体勢をキープする筋肉
- 精神面→お菓子を食べたい、遊びたい欲求に負けないメンタル面
- 神経面→筋肉を正常に働かせたり、内臓を動かす司令塔
頭脳労働を行うには筋持久力である体力が必要ですし、娯楽などに負けない集中力が必要です。
つまり集中力でも話したように、頭脳労働を行ううえでどちらも必要になります。
体力とは筋力・心肺能力などのこと
- 筋力→筋肉の力のこと
- 心肺能力→体中に酸素を送る能力のこと
筋力でいえば、デスクワークなどで座る姿勢を維持して集中力を保つために必要です。
心肺能力でいえば、頭に流れる血流量が増えるほど思考力や集中力が高まるので、集中力の維持に欠かせません。
要するにまとめると、集中力の維持や鍛えること、頭脳労働をするうえで体力を付けることが大切です。
集中力と体力を身につけるなら遅筋が必要
遅筋とはゆっくり伸び縮みし、一定の力を長時間発揮するための筋肉のこと
遅筋=体力とも言えますし、集中力を維持するうえで必要な筋肉です。
鍛え方としては強い負荷の運動は必要なく、状況に応じて鍛えていけば遅筋がついて集中力が続くようになります。
ポイントとしては体を支える大きい筋肉である、腹筋・背筋・太ももなどを鍛えると短期間で効果を得られます。
運動不足の場合は短時間の運動から始める
運動不足の場合、あまりハードにやると運動自体が続かないですし、筋肉痛になって仕事に集中しずらくなります。
そのため疲れが溜まらない程度に、軽い負荷から始めて体力を付けるようにしましょう。
短時間の軽い運動とは
- 腹筋を10~30回
- 背筋を10~30回
- スクワットを10~30回
- もも上げを10~30回
- 散歩10~20分
オススメは1日に少ない回数を複数回やることです。
例えば、スクワット10回を朝・昼・夜に分けてやるなど。
筋肉は強度の大きい筋トレで筋肉の細胞が壊れたり、筋トレで筋肉がパンパンになる感覚を脳が感じとることで成長します。
ですがその工程を行わなくても、筋肉に繋がっている神経が繰り返しの刺激を受けることで筋肉を強く作り替えられます。
要するに軽い刺激でも、1日に鍛えていることを体や頭に伝えれば、筋肉が成長して体力が身に付くということです。
仕事の出勤時に歩いている場合は?
仕事に出勤するときに10~20分歩いてる場合は、筋トレ中心で少しずつ体力を底上げするのがオススメです。
出勤時に歩くことで筋肉の働きは良くなっているので、そこに筋トレを合わせることでさらに体力(集中力)が身につきます。
また、仕事が終わってから10~20分歩くことで血行が良くなって疲れが取れやすくなるため、帰宅後にリラックスした状態で散歩するのもありです。
週2~3の散歩習慣のある人は筋トレをする
仕事の通勤時も含みますが、1日に10~20分歩いている場合は、散歩をやるかはどちらでも構いません。
歩くこと自体、心肺能力を上げて思考力や集中力を上げる働きがあるので、増やす分にはメリットのほうが大きいです。
ですが、より体力を付けて集中力を維持できるようにするなら筋トレをしましょう。
筋トレは大きい筋肉を鍛える
前述で少し触れましたが、筋トレは腹筋・背筋・太ももなどの大きい筋肉を鍛えるほうが効果は高いです。
なぜなら筋肉の割合に応じて刺激できる神経や血管の量、筋肉の量が増えるからです。
ピンポイントでいうと下記の3つの筋肉です。
- 腹筋→腹直筋(ふくちょくきん/お腹の筋肉)
- 背筋→脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん/背中の3つの筋肉)
- 太もも→大腿四頭筋(だいたいしとうきん/太ももの4つの筋肉)
デスクワークで椅子に座るときに姿勢を支えるために使う筋肉なので、少しずつ鍛えることで体力がつき、集中力が切れにくくなります。
筋トレの時間や量はどれくらいが良いのか
- 腹筋を10~30回
- 背筋を10~30回
- スクワットを10~30回
- もも上げを10~30回
運動不足の人が筋トレをやる量と基本的に変わりません。
あくまで自分にあわせて続けることが集中力を付けることに繋がるので、続けることが苦手なら朝・昼・夜に上記のどれかを10回ずつ。
逆に続けることが苦にならない人は、朝・昼・夜に上記のどれかを20回、もしくは2~3種類組み合わせて体力(集中力)を付けるのがオススメです。
週2~3の筋トレ習慣のある人は散歩をする
筋トレはもちろん大事ですが、体力(集中力)を付けるなら疲れを同時に溜めないことが大切です。
本人からしたら疲れを感じていなくても、筋トレをしていた人が散歩をすることで、より集中力が続くようになることはあります。
筋トレはあくまで筋肉を壊して強く作り替えることなので、必ず疲れが溜まります。
ですが散歩は、心肺機能を高めて疲労物質を流し、おまけに精神的なストレスを解消することが可能です。
ですから筋トレをやる習慣がある人は、体の疲れや精神的ストレスの解消を目的に、散歩を取り入れましょう。
筋トレ習慣がある人はいつ散歩を取り入れるべき?
- 16~20時くらいの間
朝に取り入れるのも良いですが、リラックス度が上がる上記の時間に散歩をやるのがオススメです。
仕事による精神的な緊張感がない夜にやることで、体と精神的な疲労をとり、睡眠の質アップにも繋がります。
ですが寝る時間からせめて3~4時間は、睡眠の質が下がる可能性があるので極力避けるほうが良いです。
時間がない人は筋トレから始める
筋トレのメリットはスキマ時間にもできることです。
例えば以下の4つのように。
- 仕事の出勤中に、お腹を引き締めて歩く
- 仕事の休憩中に、10回ほどスクワットをする
- 仕事の休憩中に、椅子に座りながら太ももを片方ずつ10秒間あげる
- 電子レンジで昼ごはんや夜ごはんを温めているときにスクワットをする
休日に服装に気を遣うことなく、短時間でさらっと体を鍛えられるのも良いところです。
体力(集中力)を付けるなら散歩が手っ取り早いですが、時間がない場合はスキマ時間を使って筋トレをやるようにしましょう。
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