
「集中力を上げる食べ物を教えて欲しい」
「疲れを解消して集中力が続くようにしたい」
このような疑問にお答えします。
本記事の内容
-
- 集中力の回復に、食べ物が必要な理由
- 集中力を上げる食べ物5選
本記事の内容をしっかりと押さえておけば、集中力の回復にいい食べ物がわかり、疲れを解消して仕事の効率を上げることができます。
結果的に、「集中力を上げる食べ物を教えて欲しい」「疲れを解消して集中力が続くようにしたい」という悩みは、限りなく減らせることができます。
Contents
集中力の回復に、食べ物が必要な理由
集中力の回復に食べ物が必要なのは、頭や体を動かす動力源になるからです。
もちろんただお腹を満たすだけでなく、充分なエネルギーと栄養を補充する必要があります。
ですが集中力を回復するなら下記の3つに注意しましょう。
- 低GI食品であること
- 自然食品であること
- 砂糖や甘味料を使っていないこと
低GI食品であること
GIとはグリセミックインデックスの略で、食後2時間の血糖値の上がり方を表したものです。
GIが低ければ食べてから血糖値がゆったりと上がり、GIが高ければ食べてから血糖値が急激に上がります。
下記のように言われるのが基本です。
- 低GI食品
- 高GI食品
自然食品であること
一言でいうと加工していない食品です。
- 加工している食品
- 缶詰・瓶詰めの野菜など
- 菓子パン・惣菜パン
- スナック菓子
- 冷凍食品
- インスタントラーメン
- 加工肉
- 清涼飲料水
油・バター・砂糖・塩を使っているものが加工食品と考えると分かりやすいかと思います。
- 加工していない食品
- 野菜
- 海藻
- 果物
- 牛乳
- 肉
- 米
そのまま食べられるものや、焼く、茹でるなどの最小限の調理で食べられるものと考えるのが良いかと思います。
砂糖や甘味料を使っていないこと
集中力の回復に甘いものが効果がないことは明らかにされています。
ウォーリック大学の研究で、砂糖を取ったあとで疲労は回復するのか、集中力はアップするのか、メンタルが改善するのかを調べています。
結論からいうと砂糖を取ってもメンタルは全く改善せず、30分後に疲労感が増加し、60分後に集中力が低下したとのこと。
砂糖を含まれるお菓子を食べても、集中力の回復に意味はないということです。
- 甘味料は集中力を下げるのか?
- 砂糖
- 高果糖液糖
- 果糖ブドウ糖液糖
- ブドウ糖果糖液糖
- 砂糖混合異性化液糖
清涼飲料水、シリアル、スナック菓子などに含まれていることが多いです。
働きとしては、血糖値急上昇・食欲増進という効果があります。
つまり集中力のアップや回復に関しては最悪ということです。
論文でも脂質と糖質が多くて砂糖や塩が多く含まれるものは、脳の食欲を暴走して食欲が止まらなくなるということも分かっています。
ですので、甘味料が含まれているものは程々にしておいたほうが良いです。
集中力を上げる食べ物5選
ここからは集中力を上げる食べ物について紹介します。
- バナナ
- ガム
- 青魚
- ナッツ類
- 卵
バナナ
- ブドウ糖
- 果糖
- ショ糖
バナナには3種類の糖分が含まれていて、頭や体を動かすエネルギーを作る時間がそれぞれ違うことから、集中力の維持や回復にオススメです。
テニス選手が短い休憩時間にバナナを食べるのも、エネルギーに変わるのが早いのと持続性があるからです。
ガム
ガムの場合は、甘味料が集中力を下げる原因になるので含まれているものを避けるほうが良いです。
なので選ぶなら、甘味料が含まれていないキシリトール中心で作られたガムなどを選ぶようにしましょう。
そしてガムの効果は以下の2つ。
- 身体的疲労が軽減
- 精神的疲労が軽減
この効果は、噛む運動を行うことによるリズム運動によるものです。
リズム運動とは一定のテンポで行う呼吸や散歩などを指し、体をリラックスさせるセロトニンが増えて集中力を回復してくれます。
果物・生野菜
- うつ病の症状が減る
- 幸福度がアップ
- ポジティブな気分が出やすい
- やる気が高まる
この効果は、オタゴ大学の研究で18~25歳の422人を対象に行った結果で、果物と野菜がメンタル改善に効果があることが分かっています。
なおかつ、おやつで果物と野菜を食べるほどメンタル改善の効果が高く、さらに生で食べるほど効果が大きくなるとのことです。
集中力の維持や回復に、メンタルの安定やブドウ糖によるエネルギーの補充は大切なものなので、意識して摂るようにしましょう。
青魚
- DHA(ドコサヘキサエン酸)
- EPA(エイコサペンタエン酸)
DHAは記憶・情報伝達を高めることに効果があります。
そしてEPAは、中性脂肪や悪玉コレステロールを減らす働きがあり、血液をさらさらにする働きがあります。
即効性があるわけではないですが、記憶力と情報伝達アップは集中力の浪費を防ぐ。
血液がさらさらになるのは、頭により効率的にエネルギーを送れるので集中力アップに効果があります。
ナッツ類
- アーモンド
- くるみ
- カシューナッツ
ナッツは低GI食品で、食べてから血糖値が上がりすぎないことから集中力の回復役として使えます。
また、動脈硬化や疲れの原因になる活性酸素を抑える効果があるので、集中力を切らさないためには間食などに取り入れるようにしましょう。
卵
- レシチン
- ビタミンA,B6,E
レシチンにはコリンという成分を含んでいて、脳組織の老化防止や働きを高める効果があります。
また、卵に含まれるビタミン群は、疲れの原因になる活性酸素を抑えたり除去する働きがあるので、疲れにくい体を作るうえで必要な栄養素です。
集中力を回復する食べ物まとめ
最後に要点をまとめておきます。
- 集中力の回復は、低GI食品・自然食品を取り、甘味料を避けよう
- バナナはエネルギーを作る時間が違うため、集中力の維持と回復にいい
- ガムは甘味料を含まないキシリトール中心のものを選び、集中力を回復しよう
- 果物・野菜はメンタルの改善に効果あり。ブドウ糖も摂れるので毎日食べるべき
- 青魚は即効性がないけど、集中力の浪費を防ぐのと集中力アップに効果あり
- ナッツ類は血糖値が上がりにくく、集中力を切らさないために有効
- 卵で頭の働きを上げて集中力を上げよう
集中力の回復と維持に、食べ物は欠かせません。
この記事を参考に、集中力を維持して仕事の効率を上げていきましょう。
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