
「集中力を高める環境の整え方が知りたい…。」
「場所を問わず集中できるようになりたい…。」
と、悩んでいませんか?
私も実は、そのうちの一人でした。
大学生のときは国家試験を控えているのにも関わらず、なかなか勉強に集中できませんでした。
そして、図書館や食堂、学生ホールといろんな場所をはしごして勉強をしていた経験があります。
何故、私が悩みから解放されたのか。
それは、以下の3つのことを経験により学んだからです。
-
- 集中力を高めるなら環境を整えることが必須
- 集中力を高める環境は、物を置かないことが基本
- 集中力を高める環境は、シンプルで整っている
この3つをしっかりと押さえておけば、集中力に環境が大事な理由や、集中力が高まる環境の整え方がわかります。
結果的に、「集中力を高める環境の整え方が知りたい」「場所を問わず集中できるようになりたい」という悩みは、限りなく減らせることができます。
ちなみに、集中力を高める部屋にする方法は、集中力を高める部屋とは【デスク周辺の整理整頓、片付けの方法を紹介】で解説しているので、あわせてご覧ください。
集中力を高めるなら環境を整えることが必須
「場所を問わずに集中できるようになりたい」という方にとって、気が散りやすい環境で仕事をしていることが考えられます。
私が大学生の時は、勉強する教科が13教科あったことから、複数の参考書を机に置いていました。
その結果、気が散って集中できなくなっていました。
余計なものをデスクに置くことは、仕事においても気が散る原因になるので、仕事をするときは必要なものだけを準備するようにしておきましょう。
環境を整えるのは、2.8秒気が散るだけで集中力は落ちるから
集中力を高めるために環境を整えたほうが良いのは、人の集中力がたった2.8秒の間、気が散るだけで崩壊するからです。
・作業スピードが半分以下に
これはミシガン州立大の論文でして、学生たちに集中力を使うパソコン作業をやってもらい、その途中で、わざとポップアップ画面を表示させたんですな。その結果、2.8秒のポップアップ表示で、学生たちの作業スピードは半分以下にまで低下。4.4秒の場合は3分の1まで下がったらしい。
つまり一瞬でも気が散ったら、集中力がなくなって生産性が一気に半分以下にまで下がるのです。
そのため、スマホや気が散る原因になるものをデスクに置かないようにしましょう。
理想は連絡事項を済ませておいたり、気が散る原因になるスマホや資料を片付けておくことです。
集中力を高める環境は、物を置かないことが基本
集中できる環境を作るには、前述したように仕事をする机に必要のない物を置かないことが一番です。
私が過去に集中できなかったときは、机に使いもしない物が溢れていて、自分で集中できない環境にしていました。
ですが、机の物を作業に「必要な物」と「必要ではない物」に分けていくことで、徐々に物が減って集中力は上がりました。
集中力を高める環境は、必要なものだけ準備されている
集中できるようにするには、仕事などのやりたいことに関係のない物を無くしていくことが一番良い方法です。
たとえば下記3つのような場合なら、必要なものは限られています。
- メールの返事をする
- 資料の作成
- 読書をする
もしメールの返事をするなら、パソコン、もしくはスマホのみ。
もし資料の作成をするなら、パソコンのみ、スマホのみ。
もし読書をするなら本のみ、もしくは本とメモをするためのスマホ。
仕事に必要のないものは集中力を下げるため、机に置かないようにしましょう。
先ほどもお伝えしたように、人は2.8秒気が散るだけで集中力は落ちます。
ですから集中できる環境にするなら、仕事内容に応じて物を机から無くしたり、必要のないものは捨てましょう。
模様替えで集中できる環境を作る
部屋の簡単な模様替えでも集中できる環境は作れます。
なぜなら、仕事をする場所を意識して作ることで、気が散ることが減って集中できるようになるからです。
大抵、集中力の低い人は気が散りやすい環境を作りがちなので、集中できないと思ったら模様替えを取り入れましょう。
模様替えのやり方は、下記2つのように仕事とリラックスする場所を物で分けることです。
- リラックスするための物を置く場所
- 仕事をするための物を置く場所
リラックスするための物を置く場所
リラックスするための物の例は、次のような物です。
- ソファ
- テレビ
- ゲーム
- クッション
特に、学生で一人暮らしをしていた人や居心地の良い環境にしている人は、上記の配置を変えるだけで集中力は上がります。
環境の変化で、気分も全く違うので試してみてください。
仕事をするための物を置く場所
仕事をするための物の例は、以下のような物です。
- パソコン
- スマホ
- 印刷機
- ノート
- 筆箱
仕事内容や仕事でなにを使うかでも変わりますが、集中しやすい環境を整えるなら使わない物を引き出しなどに直しておきましょう。
私自身も、机周りの環境を整えたことで、以前よりも集中力が劇的に上がったのでお勧めです。
集中力を高める環境は、シンプルで整っている
集中力に自信がない人にとって、集中しやすい環境は大切です。
私自身、集中力に自信がなかったときは、人のいる場所を避けていました。
そして気が散るものが少ない、シンプルな場所を選んでいました。
特に物静かな図書館や遅い時間帯のファミレスなどは、ちょうど良い集中ができる環境です。
そのため、集中力のない人は、"目の前のことにのみ集中できる環境"を活用しましょう。
シンプルな環境が集中力を高める
集中しやすい環境には、以下ような場所があります。
- 図書館
- カフェ
- 有料自習室(1回約200〜500円)
- ファミレス、ファーストフード店
- 漫画喫茶、ネットカフェ
特に図書館やネットカフェは集中しやすいです。
置いている物が少なく環境が整っているので、気が散ることなく集中できます。
そして、場所によっては荷物を預ける場所があるので、鍵付きのロッカーにスマホを一緒に入れておけば、集中力を上げる助けになります。
ちなみにテキサス大学の実験によると、スマホの扱いによって集中力が大きく変わることが分かっています。
詳しくは、集中力を高める改善策4つ。【物と人がポイント】にまとめているので合わせてご覧ください。
飲食店は、飲食以外が禁止されている場所もあるので注意
先ほど挙げた「カフェ・ファミレス・ファーストフード店」は、なかには勉強やパソコンを禁止している場所もあります。
滅多に出会うことはありませんが、ごく稀に禁止の張り紙をしている場所があるため注意が必要です。
実際、知人がファーストフード店で頻繁に仕事をしていて禁止になったことがあります。
そのため、同じ場所を使うのは程々に、複数の場所をはしごするようにしておきましょう。
まとめ
上記の内容を押さえておけば、「集中力を高める環境の整え方が知りたい」「場所を問わず集中できるようになりたい」という悩みは、限りなく減らせると思います。
今一度、気が散る原因になる余計なものを持ち込んでいないかどうか、考えてみると良いと思いますよ。
特に、自宅を集中しやすい環境に整えたいと感じている方は、部屋をシンプルに整えるミニマリストの考え方について学ぶと良いですよ。
私自身、ミニマリストの考え方を学んだことで、以前と比べて自宅を集中できる環境に変えれました。
下記の本を読んでみると、集中力の上がる環境の整え方がわかり、自宅を集中できる場所に変えることができます。