
「先延ばしばかりでブログの更新が進まない…。」
「時間があるのにブログ執筆に集中できない…。」
このような疑問にお答えします。
本記事の内容
-
- 軽い運動でも集中力はグッと上がる
- 集中力アップは運動不足な人ほど有効
- 「心拍数を上げる=集中力アップ」は理想の話
今回は短時間の運動で集中力を上げて、今すぐブログ執筆に集中する方法について紹介します。
本記事の内容である3つをしっかりと押さえておけば、ブログを書きたいときに5分以内に集中できるようになって執筆に専念できるようになるはずです。
結果的に、「先延ばしばかりでブログの更新が進まない」、「時間があるのにブログ執筆に集中できない」という悩みは、限りなく減らせることができます。
私自身もブログを書くときに知識を補完したり、事前に時間を確保したにも関わらずブログ執筆に集中できなかった経験があります。
しかし、今ではブログを更新したいときに集中して取り組み、執筆に専念できるようになりました。
今回の記事は、
- 先延ばしをせずにブログ更新をできるようになりたい
- 5分以内に集中してブログ執筆に取り組みたい
上記のような人には特に読んで欲しい内容です。
では、これから解決策となる3つのことを説明していきます。
Contents
軽い運動でも集中力はグッと上がる
STUDY HACKERの記事で、スウェーデン・ストックホルムのカロリンスカ研究所出身の精神科医、アンダーソン・ハンセン氏が行った実験「集中力と運動に関する実験」が載せられていたので紹介します。
実験では、まず、「一時的な運動と集中力の関係」を調べました。実験内容は、「>>>>>」「<<><<」などの5つ並んだ矢印を見て、真ん中の矢印の方向だけを即時に答える「エリクセン・フランカー課題」で被験者たちの集中力を測定するというもの。その結果、運動したあとは集中力が高く、前頭葉と頭頂葉が活発化していることがわかりました。運動が被験者の集中力を高めたのです。
※アンダーソン・ハンセン氏の著書『一流の頭脳』(幻冬舎)での実験内容
この実験結果をふまえて考えてみると、ブログ執筆に集中できない人は以下の2つが原因ではないかと考えられます。
- ブログ執筆は時間がかかるもの、しんどいものと考えている
- 考えてばかりで動き出そうとしていない
順番に解説していきます。
ブログ執筆は時間がかかるもの、しんどいものと考えている
人は痛みや苦しみ、悲しみなどのマイナスになるものを避けようとすることが基本です。
それは、大きなストレスになって命に関わる可能性が出てくるからです。
要するに、「ブログ=しんどいもの=書く気になれない」ということになります。
そして、ストレスに感じる感情をなくしてブログ執筆に集中できるようにするのが運動です。
運動を行うことで脳の側坐核が刺激され、幸福感を感じさせるドーパミンを分泌します。
幸福感を感じれば、そのあとに取り掛かるブログ執筆の苦痛がなくなり、集中力が飛躍的にあがります。
つまり、運動をすることで思考を幸福感で満たすことにより、大変な作業に感じるブログ執筆に集中できるようになるのです。
考えてばかりで動き出そうとしていない
「集中力と運動に関する実験」によると、運動を行うことで脳の一部である前頭葉と頭頂葉が活発化することが確認されています。
前頭葉と頭頂葉の働きをまとめると、以下の内容になります。
- 前頭葉→理性、思考、判断、言語理解
- 頭頂葉→判断、言語整理
要するに、上記の2つの脳が働くことで理性が働き、適切な判断を行えることでマイナスな考えを抑制して、ブログ執筆に集中できるようになるということです。
そして考えてばかりで集中できないときは、その場で足踏みや軽い筋トレ、椅子に座りながらもも上げをしても脳の働きをアップすることができます。
つまり、ただデスクに向かって集中できるまで待つよりかは、軽く体を動かして自ら集中できるように前頭葉と頭頂葉を動かすことが欠かせません。
集中力アップは運動不足な人ほど有効
運動に関する実験で、心拍数をあげたほうが集中力アップに繋がることが分かっています。
「運動の程度による差異」を調べるために、長期的な実験を行ないました。被験者たちをふたつのグループに分け、一方はトレッドミルでウォーキングを、もう一方は負荷の少ないストレッチやヨガを、週3回45分間行なってもらいます。その際、ウォーキングでは心拍数が上がるよう、ストレッチやヨガでは心拍数が上がらないように運動させました。
半年後に、エリクセン・フランカー課題を用いて集中力を測定した結果、ウォーキングをしていたグループのほうが成績が良く、前頭葉と頭頂葉が活発化していたのだそう。心拍数を上げる運動には、長期的に集中力を高める効果があるのです。
つまり、心拍数があがる運動で前頭葉と頭頂葉が働き、理性が働くことで目の前のことに集中できるようになるということです。
「心拍数があがる=集中力がアップする」が成り立つということなので、運動不足な人ほど集中力をあげれる可能性は高くなります。
なぜなら、短時間の少しの運動でも体にとっては大きな負荷になるからです。
例えば、細身の人が50m走るよりかは太っている人が50m走るほうが確実に負荷は大きくなります。
つまり、日頃から運動していない人ほど、その場に立ち上がって足踏みをしたり、軽くスクワットをするだけでも集中力アップに繋がります。
実験内容でも、"ウォーキングをしていたグループのほうが成績が良く"と言っているため、手軽で短時間の運動でもブログを執筆するための集中力を引き出すことができます。
「心拍数を上げる=集中力アップ」は理想の話
アンダーソン・ハンセン氏が行った実験「集中力と運動に関する実験」で、理想的な心拍数も挙げられています。
最も望ましいのは、すでにお伝えした通り、心拍数を増やす運動です。ウォーキングよりランニングのほうが効果的だそう。アンダーソン氏は、理想的な心拍数は最大心拍数(220−年齢)の70〜75%と述べています。20代なら135〜150回/分、30代なら125〜140回/分程度が目安です。運動は少なくとも20分間、可能であれば30分間続けるとよいのだそう。
おおよそで言えば、心拍数が140回ほどの場合は二言三言が話せるくらいです。
ですから、なかなか負担になるうえにブログを書くまえに疲れるかもしれません。
しかし、この実験結果は集中力を十分にあげる場合の心拍数の話です。
そのため、ブログ執筆に集中できない人は、心拍数が140回くらいや20~30分の運動は必要ありません。
必要とするなら、ブログ執筆に取り掛かる出だしを良くして集中できるようになるくらいの運動のはずです。
つまり先延ばしにしたり、すぐにブログに取りかかれない場合は、たった5分で良いので動きましょう。
先ほども挙げた足踏みなどでも構いません。
私自身、この記事を書いているときも立ったまま書いています。
要は、どれだけ脳に血を送ってあげるかが大切です。
心拍数の回数を話しているのも、脳の血流量を増やして集中力を十分にあげるための理想の話になります。
今すぐブログ執筆に集中したいのであれば、5分間考えるよりも5分間を集中するための時間に使いましょう。
まとめ
では、要点をまとめておきます。
- 運動したあとは脳が活性化して集中力がアップする
- 運動がマイナスな意識をなくして集中力をアップする
- 考え込んで動けないなら、軽く体を動かして脳を集中状態に設定する
- 運動不足な人ほど、短時間の少しの運動で集中力アップが見込める
- 脳に血を送れるかが集中できるかを決める
- 5分間考えるよりも、5分間を集中するために時間をつかう
今すぐブログ執筆に集中するには、運動でマイナスに感じる感覚をなくし、集中できるように脳を動かすことが必要です。
初めは効果が得られにくいかもしれませんが、筋肉が強くなっていくのと同じで運動により血の流れが良くなり、集中力が上がりやすくなっていきます。
先延ばしをせずにブログ執筆に集中したいのであれば、まずは5分悩むより5分体を動かしましょう。